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「人を待つに寛」中学2年B組担任(国語科)
投稿日2026/5/1
卒業生の一人から、この春から大学に入学し、前向きに頑張ろうと思っていますという連絡が届きました。
高校3年間担任していて、一歩進んで半歩下がると言いますか、一喜一憂と言いますか、毎年毎学期ずっと同じ話をし続け、ひやひやし続けた生徒だったので、とても嬉しい連絡でした。
もちろん彼にとってこれはゴールではなく、また新たな日々が始まり、何かに挑戦し、時には困難を乗り越えて、大きく成長していくことと思います。
人生は定点で捉えるものではないのでしょうが、嬉しい連絡をもらって、自分の気持ちのネジが巻き直されました。
中高生の成長は竹に似ている気がします。
竹は地上に出てから一気に伸び、それが目を引きますが、その前に、地下で長い時間をかけて根を張り、節を備えています。
周りの人には変化が見えづらい時期があります。けれど、どこかで成長が感じられる時が皆訪れます。中高生のうちにそのタイミングが来てくれると、見られて嬉しいのですが、これはもう人それぞれですから仕方ありません。
「人を待つに寛、身を持するに厳」
杉浦先生が大切にされた言葉は、人の成長に関わる者にとって「待つ」ことが大切であること、そしてそれが容易ではないということを教えてくれます。
そうそう、一回言って変わってくれたら苦労はないよなあと、自分に言い聞かせながら、今日もまた「宿題の期限を守りなさい」「先生が話している時は集中して聞きなさい」「私物を片付けてから帰りなさい、部活に行きなさい」「特に食べ物・飲み物を置いて帰るのは論外です」「小テストの追試をすっぽかさない」……などの話をします。多分明日もします。明後日もします。
