Close
閉じる

鉄道研究部

横浜散策 京急ミュージアム・横浜市電保存館・桜木町110形蒸気機関車・山下公園氷川丸・イギリス館・港が見える丘公園

投稿日2026/5/1

2026年4月29日(水)

品川駅・集合-(京浜急行電鉄快特)-横浜駅…京急ミュージアム・見学…横浜駅-(JR根岸線)-根岸駅…横浜市電保存館・見学…根岸駅-(JR根岸線)-桜木町駅…110形蒸気機関車・見学-(JR根岸線)-石川町駅…山下公園氷川丸・見学…イギリス館・見学…港が見える丘公園・散策…元町・中華街駅・解散

本日の鉄道研究部の校外活動は、横浜の散策です。品川駅に集合し、ひとしきり品川駅を行き来する京浜急行、都営地下鉄、京成電鉄の電車を撮影しました。品川駅の改良工事が進み、大きな高架橋が建てられていました。部員たちは、京急2100系快特に乗り横浜へ行きました。

京急ミュージアムに着くと、ちょうど開館の時間となりました。京急ミュージアムには、デハ236号が保存されています。デハ236号は、昭和初期に導入された京浜急行の車両です。デハ236号は、1929(昭和4)年に製造されました。品川-横浜-浦賀間の直通運転を実現した車両です。1978年に引退してから、埼玉県川口市立科学館で保存されていました。約2年かけて修復され、京急ミュージアムで展示されることとなりました。デハ236号の傍らに設置されたホームから車内に入れます。ホームは、230形が引退した頃の1970年代を再現してつくられています。ホームの中に京急車両のプラレールをはじめ、京急オリジナルグッズが販売されています。236号車内には、京急グループの歴史を紹介するコーナーがあります。

展示会場の真ん中には、長さ約12mの鉄道模型ジオラマがあります。品川駅、羽田空港、横浜、久里浜工場など、京急沿線の風景が再現されています。その中を京急電車の鉄道模型、HOゲージ車両が走ります。走行する模型の先頭車両に付けられたカメラ映像を見ながら、本物の800形電車運転台で操作体験ができます。ジオラマの中に、京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」がどこかに隠れています。部員たちは、運転台の前にある映像を見ながら、鉄道模型の操作体験をしました。

京急ミュージアムを見学した後、根岸線に乗り、根岸駅へ行きました。根岸駅から徒歩15分ほどの所に横浜市電保存館があります。横浜市電保存館は、横浜市内を走っていた路面電車を保存、展示する磯子区滝頭にある博物館です。1972年に廃止された車両7両や停留所、歴史資料が当時の姿で展示されています。市電シミュレーターや巨大ジオラマ「ハマジオラマ」もあります。1973年に市営交通の歴史的価値を伝えるため、滝頭車両工場跡地に設立されました。明治から昭和にかけて走った7両の市電車両が保存されています。車内や運転台にも入れます。館内には、市電の歴史や当時の街並みを映像やパネルで紹介する歴史展示コーナー、横浜の街を走る市電やバスの模型が動くジオラマであるハマジオラマ、市電の運転体験が可能な市電シミュレーターがあります。

部員たちは、飲食コーナーで昼食を食べてから、保存車両や展示物を見学しました。

横浜市交通局1000型電車。1928(昭和3)に関東大震災復興事業により市電初のボギー車として登場した車両です。屋根は曲面アーチを採用し、中部に入口専用扉を設けました。車体幅は500型と同一です。1934(昭和9)年に入口の幅をつめて出入り口に改造し、1942年には中部車掌が配置されました。1951年に再び入口専用とし、自動ドアに改造されました。馬力が小さいため、主に10系統などの平坦な路線を中心に運用され1970年まで使用されました。

横浜市交通局1500型電車。1951年に20両が製造され、市電が全廃された1972年まで使用されました。第二次世界大戦終戦以降、復興に伴う利用客の急増により横浜市電では3000型(後の1300型)や1400型など大型車両を大量に導入しました。バスやタクシーなどの交通機関が発達すると、乗客が減り始めました。そこで横浜市交通局では、高加減速による速度向上や振動・騒音の抑制などのサービスアップが図られた新型車両、和製PCCカーの導入が検討され、日立製作所の協力のもと1500型電車が開発、製造されました。

横浜市交通局電動貨車。横浜市電の荷物運搬と事業用の電動貨車です。1926年に新線建設のために製造された無蓋車です。

横浜市電保存館を見学した後、根岸線に乗り、桜木町駅へ行きました。部員たちは、桜木町駅前にあるJR桜木町ビル1階に保存されている蒸気機関車110号を見学しました。110号機は青梅鉄道公園で保存されていましたが、2019年に公開が終了となりました。2020年に鉄道発祥の地旧横浜駅の桜木町に移設されました。現在、レプリカの中等車を連結して展示されています。旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)桜木町駅は日本で最初の鉄道駅である「旧横濱駅」であることにちなんで、鉄道創業当時に実際に走行していた110形蒸気機関車、中等客車、パネルやジオラマなど、鉄道の歴史に関する資料が展示されています。

部員たちは、旧横濱鉄道歴史展示を見学した後、根岸線に乗り、石川町駅へ行き、中華街を通り抜け、山下公園へ行きました。山下公園の前にある氷川丸を見学しました。氷川丸は日本郵船が1930 年にシアトル航路用に建造した貨客船です。戦争中は海軍特設病院船となり、終戦までに3回も触雷しましたが沈没を免れ、1953年に貨客船としてシアトル航路に復帰しました。第一線を退くまでに、太平洋を254回横断し、25000余名の船客を運びました。

1960年に引退した後、1961年より山下公園前に係留保存され、2008年に「日本郵船氷川丸」としてリニューアルオープンしました。戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船で、造船技術や客船の内装を伝える産業遺産です。2016年に重要文化財に指定されました。船内には、客船エリア、乗組員たちの仕事場をご紹介する乗組員エリア、氷川丸の歴史を伝える展示エリアがあります。部員たちは、船内の写真を撮りながら、見学をしました。

船の総司令室である操舵室は、運転士、現在の航海士が24時間体制で船の安全を守る場所です。操舵室の後部には無線室がありますが、竣工当時は海図室でした。一等特別室は、チャップリンなど、各国の貴賓や著名人が利用しました。この部屋の装飾は、川島織物所、現在の川島織物セルコンが手掛けたもので、壁絵など、竣工当時のまま保存されています。一等船客専用のダイニングサロンは、アール・デコの装飾がされています。機関室は、現役時代のままのエンジンを見学できます。8つの気筒からなるディーゼルエンジンが、右と左に1基ずつ設置されています。気筒内のピストン上下運動によりクランク軸を回転させ、プロペラを回して船を動かします。

部員たちは、デッキの上からホテルニューグランドなど横浜港を背景に写真を撮りました。ホテルニューグランドは、1927(昭和2)年に開業した横浜・山下公園前にあるクラシックホテルです。渡辺仁設計の歴史的建造物であり、ドリア、ナポリタン、プリンアラモードの発祥地としても有名です。横浜の迎賓館として多くの著名人が利用しました。クラシカルな雰囲気で映画のロケ地にも使われています。

部員たちは、氷川丸を見学し後、港が見える丘公園、イギリス館を見学しました。横浜市イギリス館は、1937(昭和12)年に、上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として、現在地に建てられました。主屋の1階の南側には、西からサンポーチ、客間、食堂が並び、広々としたテラスは芝生の庭につながっています。

2階には寝室や化粧室が配置され、窓から庭や港が眺められます。地下にはワインセラーもあり、東側の付属屋は使用人の住居として使用されていました。玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版や、正面脇の銅板(British Consular Residence)が、旧英国総領事公邸であったことを示しています。1969年に横浜市が取得し、1階のホールはコンサートに、2階の集会室は会議等に利用されています。2002年より、2階の展示室と復元された寝室を一般公開しています。

部員たちは、イギリス館を見学してから、港が見える丘公園へ行きました。港の見える丘公園は、横浜ベイブリッジを一望できます。1962年に開園した、バラの名所としても知られる公園で、かつて外国人居留地だったので、園内には横浜市イギリス館や山手111番館などの洋館があります。部員たちは、港が見える丘公園で横浜港を眺めながら一休みした後、元町・中華街駅へ行き、解散しました。今日の校外活動は、ずいぶんと色んなものを見学しました。

明治大学付属世田谷中学校・高等学校鉄道研究部・山岳部ホームページ https://www7b.biglobe.ne.jp/~suzuki3309/

高2D組 サー

今回は品川駅から京急線に乗り横浜へ向かい、横浜市内を散策するという物でした。最初に乗車したのは2100形の快特でした。2ドアクロスシートの2100形はいつ見ても特別感を感じるなと思いました。久しぶりの快特はとても速く、沿線の街並みや通過駅があっという間に流れていきました。

横浜駅に着いた後は京急ミュージアムへ向かいました。最初はあまり人が並んでいなかった模型運転体験をしました。実物の800形の運転台を使った運転体験はとても楽しく、2分程の体験が短く感じました。次に、バス運転台を見学しました。触ったことのない機器が多く、こちらも楽しかったです。

京急ミュージアムの次は横浜市電保存館を見学しました。移動中に乗車した根岸線は乗客が多かったですが、石川町を出た頃には殆どの人が降りていきました。市電保存館の車両展示コーナーには横浜市電の車両の他に製造銘板などの貴重なコレクションなどが展示されていました。523号車の近くにはシュミレーターがあり、小さい子たちが楽しんでいる様子が見られました。私もシュミレーターに挑戦しましたが、思っていたより難しかったです。多目的コーナーにも同じシュミレーターがありましたが、523号車のものとは違い、マスコンは実物のものではなく、おもちゃの物でしたが、こちらの方がやりやすかったです。ジオラマコーナーの運転ショーも見ることができ、今回は「とある家族の1日と市営交通」を見ました。

桜木町に一旦戻り、110形機関車を見学した後、石川町で下車し山下公園を目指しました。途中歩いた元町通りは人が多かったですが、思っていたより歩きやすかったです。某アニメのEDで登場していることを知らずに通ってしまったので次回また訪れようと思いました。公園に到着後、氷川丸を見学しました。様々な所に豪華絢爛な雰囲気が残っており、最後まで飽きることがなく見学できました。

最後の目的地であるイギリス館は思っていたより高い所にありました。館の近くには展望台がありました。

高2F組 ユーマ

 今回は京急ミュージアムや横浜市電保存館などを散策しました。京急ミュージアムでは保存されている230形や京急沿線を再現したジオラマを見れたことが印象に残りました。横浜市電保存館では横浜市電の歴代の車両や市営交通の歴史などが知ることができたことが印象に残りました。その後は桜木町に保存されている110形蒸気機関車も見学しましたが、当時を再現したジオラマなどもあり見どころが多かったです。さらにその後は、氷川丸の見学もしましたが、建造されたのが1930年頃ということもあり、とても年季は入っていることが感じられ、船内には豪華な設備や客室があり、当時としては相当なサービスがされていたことが感じ取られました。最後に、イギリス館と港が見える丘公園にも行きましたが、イギリス館は、英国らしく建物は工夫の多い構造になっており、室内も数多くの彩りがあしらわれていることが印象に残りました。港の見える丘公園では、公園内に世界の様々な国が原産の花が添えられており、展望台からは、横浜ベイブリッジや山下埠頭の景色を見ることができることが印象に残りました。今回、実際に横浜を散策した結果、横浜は港町ということもあり異国情緒が溢れていることが改めて感じ取れました。