山岳部
山梨県 高川山
2026年5月3日(日)
明大前駅-(京王電鉄)-高尾駅-(中央本線)-初狩駅…(30分)…登山口…(74分)…高川山(975.7m)…(110分)…禾生駅-(富士山麓電気鉄道)-大月駅-(中央本線)-高尾駅・解散
今回の月例山行は、山梨県大月近くにある高川山を登りました。4月に新しく中1・高1部員を迎えて、何度かトレーニングをしました。新入部員の様子を見て、高川山なら安全に登れるだろうと判断しました。中1部員は明大前駅に集合し、高尾駅で全員合流し、中央本線に乗って初狩駅へ行きました。初狩駅で地図を確認し、高川山を目指しました。高川山を登ったことがある部員が1名いたので、すんなり登山口に着きました。

登山口で顧問のタ先生より、山道を登る時の身のこなしについてレクチャーを受け、部員たちが高川山頂上を目指して登りました。女坂から高川山頂上に登りました。高川山は、都留市と大月市の市境にある標高975.7mの山です。桂川と笹子川の間にある御坂山地の東端にあります。山梨百名山の1つで、都留市の都留市二十一秀峰、大月市の秀麗富嶽十二景です。山頂は展望が開け、富士山や三つ峠、近隣の山々が見渡せます。高川山の下をリニアモーターカーの実験線のトンネルがあり、頂上からも実験線が良く見えます。都留市側の山麓には、山梨県立リニア見学センターがあります。

頂上に着くと、大勢の登山者で賑わっていました。頂上に雲がかかった富士山が良く見えました。部員たちは、呼吸を整え、落ち着いたら昼食を食べました。一休みしてから写真を撮ってから、頂上を出発しました。顧問のタ先生より、下りの山道での注意点についてレクチャーを受け、部員たちは古宿コースで下山しました。

途中、ロープが張られた急な下り道もありました。部員たちは、慎重に下りました。緩い傾斜の林道に着くと、部員たちがかなりリラックスしました。辺りに見られる花などに興味を持ったようでした。

禾生駅に着き、感想文や次回の活動について打ち合わせをしました。今回の山行は、おおよそ時間通りに活動出来、予定より早い電車で帰られました。これからの活動が楽しみです。
山岳部ホームページ http://www7b.biglobe.ne.jp/~suzuki3309/
中1D組 うい
印象に残った事は、登りよりも降りる時のほうが大変だったことです。感想は、思っていたよりも道が舗装されていなくて歩きづらかったり、斜面が急だったりしたところです。今後の登山の目標は、自分で地図を見て山に登れるようにすることです。
中1D組 おん
思っていたよりもちゃんとした山だった。落石はほんのちょっとのことで起こることが分かった。だから石はけらないようにしようと思った。自分の体力不足が感じられたため、今後はもっと筋トレをして体力をつけていこうと思った。
高1C組 モキ
今回の登山で印象に残ったことは登っている途中にバランスを崩して落ちそうになった時です。その時は支えてくださりありがとうございました。
山に登ったのはこれが2回目で少し不安もありましたが、山頂から見た景色が格別であったことと、登りきることのできた達成感で不安を消し去ることができ、とても素晴らしい経験になりました。次回は装備をしっかりと買い揃えたため2000mの山に登ってみたいです。
高1Ⅰ組 ヨッシー
高校一年生になってからの初の登山だった。体力が落ちていないかが心配だったけど、そんなことなくってスムーズに登頂できてよかったと思う。課題点としては、ちょっと浮かれすぎたところだと思う。簡単な山といっても事故が起きる可能性もあるため、こんどは最後まで集中して登山していこうと思う。また、登り坂で疲れてしまうので、体力をもっとつけようとも思った。
高2B組 シカ
あの日と同じ登山口に立った時、記憶というものは不思議なほど鮮明に蘇るのだと思いました。中学一年生の春、本校の山岳部に入部して最初に踏んだ山が、ここ高川山でした。もっとも、私自身は幼い頃から数えきれないほど山を歩いてきましたから、山そのものへの新鮮な驚きというよりも、山岳部員として初めて登った山という、ある種の門出として記憶に残っているのだと思います。
それから月日が流れ、今度は自分より年下の新入部員たちと同じ道を歩いている。そのことに、胸の奥をかすかに疼かせるような、郷愁にも似た感慨を覚えました。懐かしさと少しの寂しさ、そして言葉にしきれない静かな哀感とが入り混じり、まるで春の薄曇りの空気のように、穏やかに心へ滲んでくるのでした。
そうした感慨を抱きながら周囲を見渡すと、今回は新入部員たちの姿がありました。中学一年生の新入部員が四人、高校一年生の新入部員が一人、さらに内部進学の高校一年生の部員、そして高校二年生の私と、高校三年生の部長の先輩。決して大人数ではありませんが、これからの山岳部の形が少しずつ見えてくるような顔ぶれだったように思います。
そして何より、今回をもって部長の先輩が受験勉強のために引退されることを思うと、この山行は月例山行というよりかは、一つの節目のようにも感じられました。だからこそ、山頂で見た景色も、どこか特別なものとして心に残ったのだと思います。
高川山の山頂から見えた富士山は、とても美しいものでした。中学一年生の時に登った際は曇っていて、富士山を見ることができませんでした。そのため、同じ山に登っているはずなのに、今回はまったく違う景色を見ているような感覚がありました。
山は同じでも、天気が違えば印象は大きく変わりますし、登る側の年齢や立場が変われば、見えるものも少しずつ変わっていくのだと思います。山頂からの富士山は、そうした時の流れや自分自身の変化を、映し出してくれているようでした。
しかしその一方で、山には常に危険も潜んでいるのだと感じる出来事もありました。下山中、私が先頭を歩いていた時のこと。上方から突然、石が勢いよく転がり落ちてきました。後ろにいた顧問の先生が「下がれ、落石だ!」と声をかけてくださったことで気づきましたが、その瞬間の私は、落石の存在をまったく認識できていませんでした。
あとから考えると、かなり危険な状況だったと思ってます。山道では前だけでなく、上や周囲の変化にも注意を向けなければならないのだと、改めて感じました。穏やかな景色に心を奪われていたからこそ、自然の厳しさにも気づかされた出来事だったように思います。
そうした出来事も含めて、今回の山行はとても印象深い一日になりました。そして、今回で引退される部長の先輩には、本当にお疲れさまでしたとお伝えしたいです。これまで山岳部を引っ張ってくださり、本当にありがとうございました。これからは受験勉強が中心になると思いますが、先輩が自分の進路に向かって力を尽くせるよう、心から応援しています。頑張ってください!。
また、新入部員の皆さんも、改めて入部してくれてありがとうございます。これから一緒に山に登っていく中で、楽しいこともあれば、大変なこともあると思います。それでも、無理をせず、少しずつ山岳部に慣れていってもらえたら嬉しいです。
私自身、皆さんと共に山岳部を作っていけるよう頑張りたいと思っています。高川山は、私にとって山岳部の始まりの山でした。だからこそ、今回の山行もまた、新しい山岳部の始まりとして、良い記憶になればいいなと思います。