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「一勝を掴み取るために――」中学3年学年主任(理科)
投稿日2026/5/17
いよいよ来週から、中学最後の選手権が幕を開けます。 新人戦も冬の大会も、公式戦では未だ一勝も挙げられていない今年のチーム。今度こそ「公式戦初勝利」を目標に掲げ、厳しい練習に励み、春休みやGWも数多くの練習ゲームをこなしてきました。かつては欠点ばかりが目についたチームでしたが、今では少しずつ強みを発見できるようになっています。
普段、体育館は他部活と分け合い、さらにその半面を高校生40人と中学生20人でシェアする過酷な環境です。3年生が最後の戦いに向けて練習を優先させれば、下級生には我慢を強いるしかありません。実際、今の3年生たちが下級生の頃は、週に一度しかコートを使えませんでした。そんなことだから代が替わった直後の彼らは、まさに素人同然。ボールに群がり、パスが来れば慌ててシュートを打つ「体育の授業」のような光景がそこにありました。しかし、そんな状況でも文句を言わずに腐らず頑張ってきた選手たちも、いよいよ最高学年。
紆余曲折ありましたが、ようやく胸を張って「バスケットボール部です」と言えるレベルまで到達しました。
それぞれのポジションごとの役割を理解し連動する選手たちの動き、派手なプレーの裏にある献身的なプレー、ゴール下では体のぶつかり合いを恐れずにリバウンドを確実に掴む。ルーズボールには果敢に飛びつき、28mのコートを誰よりも早く駆け上がり速攻を狙っていく。そんな地味ながらも本質的なプレーができるようにななりました。何より、ゲーム中にコートの外へ出たボールを、労力を厭わず取りに行く。そんな姿勢を持てる立派なチームになったことに、心から感心しています。
最高の準備は整いました。あとは、コートで全てを出し切るだけです。
