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OB皆川公介さん、世界マスターズ陸上2026で5位入賞!

投稿日2026/9/3

本校OBの皆川公介さんは、在学中に陸上競技部に所属し、東京都高校男子円盤投げランキング5位の記録を残すなど活躍しました。2005年の卒業後は国際武道大学へ進学。大学3年次には日本選手権への出場も果たしました。

その後、皆川さんは一度、陸上競技から離れます。しかし2年前、本校陸上競技部員のコーチを引き受けたことをきっかけに、再び競技への情熱が芽生え、マスターズ陸上への挑戦を決意。トレーニングを再開しました。

マスターズ陸上について、皆川さんは次のように語っています。

「マスターズの主旨は、誰もが生涯を通じて陸上競技を楽しむことで、心身の健康を保持・増進することです。私も年齢が年齢だから現役のようにはやれませんし、大怪我をしたら陸上競技が嫌になってしまいますから、今の年齢で投てき競技に挑める体を作り、自分の体としっかり向き合い、楽しみながらやりますよ。でも、年齢別の日本記録をいつかは出したいですね」

「日本記録」という言葉からは、現役時代のような競技者としての強い闘志が感じられます。一方で、私が皆川さんの背中に感じたのは、かつてのギラギラしたオーラとは少し違う、「ワクワクしてたまらない」という空気でした。年齢を重ねた今だからこそ、自分の身体と向き合いながら競技そのものを楽しむ。そんな新たな陸上競技との向き合い方が伝わってきました。

皆川さんは自宅に筋力トレーニングの機材を置き、仕事の合間を縫って投てきのトレーニングを継続。努力を積み重ね、昨年はM35(35~39歳)クラスの円盤投で東日本マスターズ2位という結果を残しました。

そして今年8月末、皆川さんは韓国・大邱で開催された「世界マスターズ陸上2026」に出場。本大会では、元オリンピック日本代表の朝原宣治さんの出場や、W60クラスの女子日本代表チームが400mリレーで世界新記録を樹立して金メダルを獲得したことなども話題となりました。

そのような世界の舞台で、皆川さんはM35円盤投に出場し、見事5位入賞を果たしました。

皆川さんの挑戦で特に印象的なのは、自分自身の動きを動画で撮影し、徹底的に分析して改善点を探し出し、次の挑戦へとつなげていることです。

これは、現在、明大世田谷の生徒たちが取り組んでいる「創発学」にも通じる姿勢ではないでしょうか。自分自身の現状を見つめ、課題を発見し、試行錯誤を重ねながらよりよい方法を探し、次の行動へつなげていく。皆川さんの競技への向き合い方は、まさにその実践だと感じます。年齢を重ねてもなお、陸上競技を通して自分自身と向き合い、「今の自分にできること」を突き詰め続ける皆川さん。その姿は、生徒たちにとっても大きな刺激になることでしょう。

世界大会での5位入賞を新たな一歩として、これからも挑戦を続ける皆川さんを、心から応援しています。