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「大地震の数か月後に生まれた子供たち」中学2年学年主任(理科)

投稿日2025/9/10

 今回、中2学年は石巻にいってきました。

 2011年3月11日、石巻市は大震災に見舞われました。

 当日、日本学園は登校日で、生徒は15:00集合でした。クラブ活動は午前中から活動しており、多くの生徒が校内にいる中で起きた大地震。まっすぐ立っていられないほどの揺れで我々も大慌てでした。声をかけながら校舎内を駆け巡り生徒がいないか確認する先生、校庭に避難をさせ安全なところで並ばせる先生。生徒も先生の言う通りに動き避難訓練以上に速やかに移動できていたなと記憶しています。

 中学二年生はその大地震の数か月後に生まれた子供たちです。彼らからすれば生まれる前のできごと。教科書で学んだ、実感が伴わない歴史上の一つのできごとなのでどれくらい彼らの心に入っていくのだろうか心配です。

 石巻の夜の活動に「被災時の話を語り部さんに聞く」企画を設けました。そのとき何を思い、何をしたのか。そこでとるべきだった行動とはなんだったのか、当時の写真とともに話をしてくれました。生徒も相当に印象深かった様子で、真剣に聞き入っていました。

 彼らの生まれた年に起きた大災害。これをなくして宮城県の活動は語れませんが、我々は震災についてだけを学びに行ったわけではありません。今までの一次産業の流れを汲んで、漁業、農業の再起までの道、新しい形の農業について学んできました。被災地ならではの問題点を聞き、そこから今までの努力、これからの目指していくものなど被災地の方々と一緒に考えていきました。また、石巻で取材を続けていた記者のお話も伺い、取材するときの心得やまとめ方も学んできました。
 9月になり学校も始まり、これから日学祭に向けて取材したものをまとめていく工程に移ります。