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「なにごとのおはしますをば知らねども」情報推進部長(社会科)
日本学園のすぐ近くに、菅原神社があります。
明大前駅からの通学路からは外れたところにありますので、知らない生徒もいるかもしれませんが、御祭神は菅原道真、学問の神様です。
例大祭と文化祭の日程が重なるので、過去には、文化祭のラストに菅原神社のお神輿が本校に寄ってくれて、生徒たちと一緒に神輿を担いだこともありました。
通学路から外れたところにあるということは、私の通勤路からも外れているのですが、たまに遠回りしたり、散歩したりする際に訪れることがあります。
住宅街の中にある静謐な佇まいの神社には、同じように散歩の途中といった風情の方がよく参拝されています。
その方々の所作を見ると、参拝した際に感じる清々しい感覚、背筋が伸びる感覚が、私だけのものではないのだなと感じます。
なにごとのおはしますをば知らねども かたじけなさに涙こぼるる
西行が伊勢神宮に参拝したときに詠んだといわれている歌です。
神道や仏教、数多の宗教で信仰の対象となるものは様々にありますが、私が神社で感じるもの、西行がこの歌で詠んだものは、そういった信仰の対象ではないような気がします。
どちらかというと、対象を限定しないもの。
神や仏というよりは、「人の手の届かないなにか」「そこにある自然のあり方そのもの」に対して人が本質的に感じる畏れのようなものではないかと思います。
あとはもう祈るしかないこと、というのは、大なり小なり、誰の人生にもあることで、この時期、最大限に頑張っている全国の受験生が感じていることでもあるのではないでしょうか。
日本学園にも、年に一度は菅原神社に参拝するという先生はけっこういます。
特にこの時期は、「全員合格」の絵馬を奉納する先生、お守りを買って教室に持って行く先生など、様々です。
共通テストも終わり、次は私大入試に向けて頑張っている高校3年生だけでなく、明大世田谷を目指し努力を続けてくれている中学・高校受験生の皆様も、持てる力をすべて発揮できますように。
