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第一回「松颯祭」を終えて― 生徒たちとともに、新しい文化祭のかたちをつくる ―(高1I組担任/芸術科))
今年度、明治大学付属世田谷として初めての文化祭が開催されました。
第一回となる今回の文化祭は、名前を決めるところから始まりました。全校生徒に文化祭の名称を考えてもらい、決定した名前が「松颯祭(しょうふうさい)」です。
文化祭のオープニングでは命名式を行い、新しい文化祭の誕生を全校生徒で共有しました。この名前は、単なる行事の名称ではありません。これから生徒たちが自らの手で育て、歴史を重ねていくものです。そのことを、生徒一人ひとりに意識してもらいたいと考えています。
今回の文化祭では、これまでになかったさまざまな試みに挑戦しました。
新たなゲートの構築、中庭ステージの充実、LEDパネルの導入、生徒の作品をもとにした文化祭メインビジュアルの制作、そして後夜祭の開催など、生徒たちから生まれた要望やアイデアを、一つひとつ具体的なかたちにしていきました。
これらのうち、何が今後の松颯祭の新しいスタンダードとなるのかは、まだわかりません。しかし、まずは生徒たちの「やってみたい」という思いを実現し、次の世代へとつながる選択肢を増やすことができたのではないかと感じています。
私自身、文化祭担当を務めるのは今回で2回目です。準備や運営においては、まだまだ至らない点も多く、試行錯誤の連続でした。
その一方で、昨年度からの確かな成長を感じる場面が数多くありました。
昨年度、新たな企画として実施した生バンドによる「歌うまコンテスト」は、今年度も生徒たち自身が継続を希望し、企画から運営まで主体的に取り組んでくれました。昨年生まれた企画が、生徒たちの意思によって引き継がれ、自分たちのものとして発展していく姿には、大きな感動を覚えました。
また、中庭ステージの運営においても、昨年度から協力してくれていた生徒たちが今年度は中心となり、音響や舞台転換、各団体への対応などを担ってくれました。文化祭の2日間、休む間も惜しんで前向きに取り組み、出演者が力を発揮できるステージをつくり上げてくれました。
表舞台に立つ生徒だけでなく、それを支える生徒たちの存在があってこそ、今回の中庭ステージは実現しました。彼らの責任感と行動力は、今回の文化祭を支える大きな力となりました。
さらに、今年度はダンス同好会が約60名規模にまで拡大し、迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。今後、松颯祭を象徴する企画の一つへと成長していくことも楽しみです。
今回、文化祭を担当して改めて感じたのは、生徒たちのアイデアを具体的なかたちにすることが、次の創造につながるということです。
